掲示板荒らし…ども…①

非常な豪雨 なんて表現を使ったからか、それを越える、殴り付けるような雨の音で目を覚ました

小説の中で時々見掛ける「バケツをひっくり返したような雨」という表現
嫌いじゃないけど好きじゃない

天気が荒れているので、掲示板荒らしとのやり取りを書こうと思う
二人会話したことがある

まずは26人目に話した銀ダコ(仮名)
去年の3月頃に話した
チャットの時から既に攻撃的で、いざ会話してみると呪怨で応答してきた
こちらも呪怨で返す
すると、電話を切られる

銀ダコは掲示板の荒らし方に芸があり、ひたすらに人間の部位を縫い付けたいという旨の意思表示を続ける
住民の右手を左足に、犬を飼っている掲示板の住民を見掛けた時は犬を飼い主の頭に縫い付けたい云々
猟奇的な、耐性のない人が見れば不愉快になる内容を連投しては規制される

確か年齢は二十歳
家庭内での話を聞くと、案の定問題の多い家庭だった
親が6千万の借金を作り、返済の為に子どもからお金を搾取する
親に金銭をせびられるのが普通だと思っていたらしい
あったとしても、バイト代全額はなかなかない事だと思う
8万搾取された事もあるそうな

独り暮らしを始めてからは荒らしを止め、掲示板を覗く事も少なくなったという
家庭の問題に縛られる事がなくなり、勉強が好きになったから大学へ行きたいと言っていた

一番上の姉は暗く、性にもだらしない
会う度に彼氏が変わっていたらしい
その姉が人付き合いによって段々明るくなり、彼は人間は変われる物なんだという確信を抱いたという
姉は妊娠して、その相手が事故にあってからはまた塞ぎ込んでしまったようだが

彼は女装が好きで、今は女装に専念していると話していた
ゲイバーで働いてみたいと言っていたっけ
煙草の副流煙がキツく、会話も面白くない上にちんちんを揉まれたりするという話を私は別の人から聞いていたので、やんわりと否定しておいた

最後に最近で一番笑った物を挙げてもらった
部屋をカメラで撮影する物件紹介
関西弁の女性二人の声が入ってしまっていて、包茎を貶す内容の会話が殺風景な部屋の様子と共に淡々と繰り広げられる動画だった

「あの人包茎なん?しんど…」
この台詞が切欠で、私の中に包茎 = しんどい という新たな概念が誕生した