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雪だるまを探すのが好きだった。今年もこの街には降らない。 雪のない、寒いだけの冬は懲り懲りだ。半袖で寝ると目覚めが良くなる事に気が付いた。 起きると寒さを通り越して何も感じない。 暖かくなるまで続けようと思う。 クリスマスらしく、一応、プレゼ…

想起天井

起きた。もはや虫の声すら聞こえない。味噌煮込みおでんがあったので食べた。 通常のおでんとは違い、味噌は大根よりコンニャクの方が滲みやすいのか異様にコンニャクが美味しかった。9番目に話したサクラ(仮名)という人がいる。 おでんを食べ終わり、天井を…

蟻目線

変わり者、一線越えた人間について考えていた。たまに考える事がある。 犬を飼っている。12年以上付き合いのある犬。 彼女を私が殺めて、調理して食べでもすれば一線を越える事が出来るだろうか。一応の結論は出た。 一線を越える事は出来るが、私は少し時が…

生存報告

長らく更新していなかったから、無事に東京から帰還できなかった人みたいになってしまった。他に書きたい事が山積みになってしまっているので、とりあえず東京の話を書いておく。 といっても、初めて東京に行ってから大分時間も経ち、殆ど覚えていないので印…

まだ見ぬ東京への情景

窓を開けると部屋に冷気が流れ込む そろそろ肌寒くなってきた もうクリスマスツリーを出している家を見掛けた そろそろ霜月の季節だろうか 明日、東京へ行く 今日の23時出発の夜行バスに乗り22日の朝6時に到着する 昨日、東京で会う大学生男性と社会人男性の…

似ている二人

風邪もすっかり完治し、平日がやってきた 外から心地好い雨の音がする工事の影響か、ベランダへ通じている窓が今までにない程汚れている 何だか、おたまじゃくしの皮膚の表面みたいだ まだ工事期間なのですぐにまた汚れるだろうと思い洗わずカーテンを閉めた…

屋上にて

冬が近付き、見事に風邪を引いた。十月に連絡が取れなくなると書いた人は 一足遅かったようで音沙汰がなくなってしまった 気分を変える為屋上に出た、体育館並みの広さだ 屋上をぼけぇと歩いていると避雷針に結び付けられた丈夫で黒いロープに頭を、地面から…

お茶

あれから二ヶ月経った 鈴虫の声が時の経過を報せ胸が苦しくなる頼りにしているネットの人と十月に連絡が取れなくなる 十月になる前に話しておきたいことを話しておこうと思い昨夜チャットを送った まだ返事は返ってきていない夢の中で母親を統合失調症扱いし…

自堕落なインタビュアー

暑さも心地よい程度の物となり 蝉の声も日々に馴染んできた頃 もうすぐ八月を迎える私は相変わらず自堕落な日々を送っていた高校を辞め、これといった労働もせず二年半の歳月が流れ 電波の彼方にいる友人達が大学生となり 「2016年、自分もそろそろ高校三年…